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2016年1月12日火曜日

狂気と狂喜(ボツネタ)

【注意】
東方二次創作
オリキャラ
過度のキャラ崩壊
        他諸々



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ズガァ!!

館中に爆音が響く。
このくらいはこの紅魔館ではよくあることだ。
だが、爆音というのは誰かが故意に起こすものである。
そしてその音源たる地下室の一角は、大量の粉塵による煙に覆われていた。

「ふふ、ふふふふふ。」

その煙を端から眺める少女がいた。
表情から狂気が溢れ、全身から莫大な魔力を放出している。
彼女の名をフランドールという。

「ゲホッ、ゲホッ、ガハッ。」

煙の中で壁にもたれかかりながら咳き込んでいる少女がもう一人。
咳を一つするごとに血液を吐き散らしている。
その体も至る所に傷があるが、不思議なことにその少女の着ているジャケットには、
汚れはあれど破けたりといった損傷がない。

「うえぇ、キッツゥ。」

その顔に血を滴らせながらもその表情には余裕すらある。

「やっぱ、このハンデは酷いなぁ。」

詳しい説明を省くとこのフルボッコタイムはフランの狂気発散のために行われている。
レミリアからの条件として、
・怪我させるほどの反撃禁止
・回避制限(死なない程度だけ
・防御可迎撃不可
という過酷なものである。
つまり体が丈夫だからサンドバックになれと言われているのである。

「あはは♡」

嬉しそうな笑い声と同時にフランの周囲に巨大な魔力弾が生み出される。

「よーっし、さあこい!!」

改めて剣を構えて受け身を取る。
次の瞬間爆音とともに先ほどの魔力弾が大量に着弾しさらなる煙を作り出す。

「あー、しまった。
 思ったよりフランのパワーすごいわ。
 私の方が抑えきれなくなちゃった。」

煙の中から能天気な声が響く。
さらに煙の中に赤い光が煌めいた瞬間、【バォ!!】という音ともに周囲の煙を吹き飛ばされる。

周囲に大量の剣を従え赤く輝く瞳の少女が満面の笑顔で言い放つ。

「さあ、コンティニューね。」



この辺まではなんとなく考えてましたが、動画化する意欲を失ったのでここまで。

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