ページビューの合計

2015年8月24日月曜日

クトゥルフTRPG脳内卓01「豪華客船の奇蹟」

注意
・東方projectです。
・脳内卓です。
・オリキャラが出ます。
・初心者です。
・シナリオは改造しております。
・亀更新
                                 等々ご注意ください。

ちなみにミスや見易さ向上の為の意見等はコメントだけでなくTwitter等でも対応します。
できれば動画化も視野に入れたいので、色々助言もいただきたいところです。

進行具合:悪夢の始まり(キャラシートは遊戯室に公開中。)




クイーン「どうも、ご覧の皆様。
     物語を始める前に少し私の方から注意などを。
     この物語は、ニコニコ動画にてクトゥルフ神話TRPG動画を投稿している
     製作主様「gisyo」様の作品
              【ヴィクトリア朝でスカーレット姉妹がクトゥルフ】
     の影響を凄く受けています。
     クリスティも出てきますしドロシーも出ます。
     お借りするシナリオもgisyo様のものです。
     製作者様に恥をかかせないよう頑張ろうと思いますので、
     生暖かい目でご覧ください。
     興味が湧きましたら、「http://gaslight.link」こちらでシナリオを配布して
     いらっしゃるのでぜひどうぞ。」

________________________________________



クイーン「はい、セッション始めるよー・・・。」

レミリア「な、なんか疲れてない?」

クイーン「ん、ちょっと寝不足なだけ。
     もう一つキャラシート作ったり、
     みんなのキャラシート纏めたりしてたから。」

レミリア「あー・・・。」

クイーン「いいから始めよー。」

みんな「「「おー。」」」



クイーン「現在は1889年4月、ロンドンを恐怖のドン底に陥れた切り裂きジャック事件が
     解決しておよそ4ヶ月たったある日のお昼。
     じゃあ、まずはメイリーとアンシーのお店から。
     二人は今何してる?」

さとり「そうですね。
    奥の机に座って銃のメンテナンスしてます。」

こいし「私はお昼ごはん作ってるよー。」

クイーン「はいはい、RPしてちょうだい。」

さとり「あ、そうですね。」

メイリー「うん、今日も特に問題ないわね。
     アンシーお昼は何?」

こいし「え、えっと。
    何かいい料理ってある?」

クイーン「う、私もあんまり詳しくないからなぁ。
     素直にサンドイッチとかかなぁ。」

こいし「じゃ、じゃあ」

アンシー「今日はスクランブルエッグのサンドイッチだよー。」

こいし「って言いながらサンドイッチを乗せたお皿を持っていくね。」

さとり「じゃあ私は。」

メイリー「ありがとう、すぐに片付けるわ。」

さとり「そう言って急いで銃を片付けますね。」

クイーン「じゃあ、そうやって昼食にしようとした時お店を訪ねてくる人物がいます。」

こいし「あ、私が出るね。」

クイーン「ん、アンシーが対応しようと店に出ると、
     そこには見覚えのある人物がいるわ。」

???「相変わらず気配もなく現れるな。
    心臓に悪いったらない。」

クイーン「そう言って一人の男性が立ってるわ。」

こいし「誰?」

クイーン「馴染みの探検家、ナイン・ブレイディス。
     メイリーが骨董品回収に旅行する時に護衛とか案内とかによく雇っている
     ということで。」

こいし「ふむふむ」

アンシー「あ、ナインさん。
     メイリー、ナインさんが来たよ。」

さとり「サンドイッチ片手に二人の元に行きますね。」

メイリー「あら、ナインさん。
     どうしたんですか?」

クイーン「ふむ、じゃあ彼は二枚の紙をヒラヒラさせながら言うわね。」

ナイン「近々、サウザンプトンで豪華客船の処女航海があるんだ。
    その船の船長が知り合いでね。
    そのつてで招待状が何枚か入手できたから、よければ如何かと思って。」

さとり「ふむ、KPからのお誘いですね?」

クイーン「〜♪
     あ、ちなみにお店についてだけど、骨董品屋と別に小さな宿屋も経営してて、
     骨董品屋さんは休んでても収入はあるよ。」

さとり「特徴ロールのイメージですね。
    それなら断る理由もありません。」

メイリー「有難うございます。
     アンシーも行く?」

アンシー「行きたいです!!」

さとり「ということで。」

クイーン「はーいありがとー。
     ナインは二人に招待状を一枚ずつ渡して店を出ていくわね。
     次はルーミアのダグラスだよん。」

ルーミア「どんなシチュエーションかな?」

クイーン「そうね、ダグラスはちょうど医療道具の補充の為、
     ロンドンの診療所に戻ってきてるわ。」

ルーミア「はいはい了解。」

ダグラス「新しい注射器、メスに薬類、包帯その他特に急を要する道具は無いな。
     さて、次はどこへ行こうか。
     海を越えて遠い地に足を延ばすのも良いかもしれないな。」

ルーミア「という感じでどうかな?」

クイーン「十分十分。
     じゃあダグラス氏が荷物の確認をしていると、
     呼び鈴が部屋に鳴り響きます。」

ルーミア「じゃあ、患者かもしれないし丁寧に対応しようか。」

ダグラス「どうも、ウチは急患と予約患者以外はお断りしていますよ。」

こいし「丁寧ww」

レミリア「丁寧ってなんだっけ。」

クイーン「コホン、そんな感じでダグラスが対応すると、
     玄関で苦笑いしながら立っているナインが話し始めます!!」

ナイン「相変わらずですね、先生。
    まあそんなことはともかく船旅など如何ですか?」

ルーミア「流されてしまった。
     まあ、そう言われればダグラスはこう返すしかないね?」

ダグラス「詳しく聞こう。
     まあ入りたまえ。」

フラン「なんか偉そう。」

ルーミア「時代背景と個性を出そうと意識した結果だからね?
     これでもまだ良い人なんだから。」

クイーン「具体的なRPしてもいいんだけど、メイリー達とそんなに会話内容は変わらない
     から、省略でいい?」

ルーミア「構わないよ、豪華客船で旅行と聞けば二つ返事でついていくからね。」

クイーン「オーケー。
     では、皆にはこれから謎解きあり、恐怖ありの船旅をする事になるでしょう。
     案内役は私クイーンが務めさせていただきます。」

ルーミア「おや?レミリアやフランドールは案内役ではないのかい?」

クイーン「二人にはもっと大事な役柄が用意してあるわ。
     その辺も含めてお楽しみに。」






クイーン「1889年4月29日 
     素晴らしく晴れた日。
     広々とした船着き場は雑踏で混乱の中にあった。
     船着き場には世界最大の豪華客船が停泊し、煙が煙突 からゆっくりと
     立ちのぼっていた。
     巨大な船体は 陽射しを浴びてきらきらと輝いていた。
     途切れない列をつくった乗客が次々と船へ乗り込んでいった。
     
     っとこんな感じだけど何かRPする?」

さとり「明確に何かあるわけではないですが、
    珍しそうにキョロキョロしてると思います。」

こいし「私もそんな感じ。」

ルーミア「ダグラス氏は興味より船内で何するか考えてるかな?」

クイーン「なーるほど。
     じゃあ、各々興味なり楽しみなりについて考えつつ乗船していくわ。
     メイリーとアンシーの二人が乗り込もうとすると、受付係は一瞬
     不審そうな顔をしますが、
     招待状を見ると丁寧な対応に戻り二人を案内してくれます。」

さとり「ナインさんはとても影響力があるみたいですね。」

クイーン「船長さんの名義で招待状が書いてあればそりゃあ対応も変わるでしょ。
     ちなみにダグラスは受付が一瞬ギョッとした顔をしたものの、
     整った服装と、招待状の中身を見るととても丁寧に案内してくれます。」

ルーミア「まあ、見た目的にしょうがないね。
     しかし、思ったよりすんなり通れたね?」

クイーン「PCで唯一の上流階級が何を言うか!!
     とにかく、無事に乗船できます。

     船内では、礼儀正しい客室係が、あなたに微笑みかけながら
     船室を丁寧に案内していきます。
     最後に各々の客室に案内されると、洒落た装丁の小冊子が渡されます。

こいし「小冊子?」

クイーン「うん、それは【乗客員名簿】。
     通常こういう場では名簿を利用して名士が挨拶を交わしたみたい。」

さとり「なるほど。
    せっかくですし、部屋に入ってから軽く見てみましょうか。」

クイーン「ダグラスは?」

ルーミア「荷物も置いとかないといけないし、ついでだから軽く目は通すかな?」

クイーン「ふむ、じゃあメイリーとアンシーの部屋は広く立派な客室で、
     二人で過ごしても特に問題はなさそうです。
     他の船であれば間違いなく一等に扱われるでしょう。

こいし「へえ、すご〜い。」

さとり「ベッドはダブルなんですかね。
    二人で過ごすなら大きめのベッドにしてもらわないと。」

クイーン「うん、事前に連絡されていたらしく、ツインにも分けられるダブルベッド
     が置いてあるみたいね。」

こいし「くっつけたまま寝よう。
    アンシーもきっとそうする、間違いない。」

さとり「メイリーからすると複雑かもですね。」

クイーン「で、ダグラスの部屋は
     
     最高級の家具が揃えられた、ほかに類 を見ないほど格調高い客室で
     ダグラス自身もこれほどの部屋に泊まることは稀だったことでしょう。

ダグラス「ほう、これはすごい部屋だ。
     今回の船旅は実に良いものになるだろうな。」

クイーン「絶妙なRPに私失笑。
     で、肝心の乗客名簿なんだけど。
     皆が中身を見るために開くと、最初のページの一番上に
     「賭けゲ ームは、プロのギャンブラーに騙される危険性が あります」
     って書いてあります。」

ルーミア「ダグラスは賭けにお金を使う趣味は持ち合わせてないから関係ないね。」

さとり「メイリーも賭け事はあまり好きじゃない方向にしましょう。」

こいし「さんせー」

クイーン「ふむふむ、ちなみに他には気になる項目はなかったけれど、
     皆も知った名前がちらほらあることに気づくかもね。」

さとり「あ、ナインさんの部屋がどこか探しますね。
    一言挨拶しないと。」

クイーン「はい了解、ダグラスは探さないの?」

ルーミア「私は無視かな。
     狭い船内だからどこかで会うだろうくらいで。」

クイーン「ん、わかった。
     ちなみに名簿を見ても彼の名前はありません。
     少なくとも乗客として乗ってはいないようです。」

さとり「困りましたね、とりあえずはダグラスさんのように船内で会えるかな?
    くらいで。」

クイーン「そんな感じで乗客名簿を眺めているうち、突然爆音が皆の耳に響きます。」

さとこい「「え?」」

クイーン「正午ちょうど、乗船が終わり、豪華客船の汽笛 が大音響を鳴り響かせた。
     それは、数キロ先の家々 の窓を震わせるほどだった。
     列車よりも大きな煙 突から、濃い蒸気が大量に噴き出る。
     船はサウザンプトン港を離れ、ゆっくりと前進していった

ルーミア「無事に出航したね。
     いきなり爆発して沈みはしないらしいね?」

クイーン「さすがにそんなことはしないわよ。
     これは海の上での物語だからね。」

さとり「あ、すっかり忘れてたんですが。
    この船の名前はなんというんですか?」

クイーン「タイタニック号」

さとり「え?」 こいし「?」 ルーミア「は?」

クイーン「だからタイタニック号だって。」

皆「・・・・・・・・・」

ルーミア「さて、救命装置はどこかな?」

さとり「海は寒いですし、暖められるようにしないと。」

クイーン「はーい、いくら私が寛大でもPCに異常行動はとらせませんよ〜。」

さとり「いえいえ、メイリーは船旅に慣れてないですし、何かあった時の対策をですね」

クイーン「時代背景違うから大丈夫だって。
     本筋戻るよー。」

さとり「降ろしてくださいぃ〜」

クイーン「乗客名簿を見終わって、荷物整理等も終わり皆は部屋で待機しています。
     ここからしばらく自由行動になるので、
     「デッキ」「ラウンジ」「図書室」
     「カジノ」「ジム」 「テニスコート」
     「プール」「ミュージックホール」
      の八つから行きたいところを選んでね。」

ルーミア「とりあえず図書室にでも行ってみようか。」

こいし「デッキで海が見た〜い。」

さとり「こいしについていきます。」

クイーン「ん、じゃあダグラスから順番に処理しようか。」

ルーミア「はいよ。」

クイーン「ダグラスが何か面白い本がないか探すために図書室に入ると、
     とても静かで、人はまばらなようです。
     そんな中、小柄ながらとても目を惹く紅い髪の少女が何冊もの本を
     積み上げて読みふけっています。」

ルーミア「遠目でみてなんとなくでいいから、
     彼女の読んでる本が何なのかわからないかい?」

クイーン「ん〜、ダグラスは《目星》が初期値なんだよねぇ。
     まあ、なんとなくでいいなら《図書館》でいいよ。」

ルーミア「了解、じゃあ振るよ。
     《図書館》60%【1d100→96】失敗
     あ・・・。」

クイーン「はい残念、ダグラスは遠目ではどんな本なのかよくわかりません。
     ファンブルじゃないだけマシね。」

ルーミア「人はあまりいないんだよね?」

クイーン「そうね、部屋全体で見れば何人かいるけど、
     大きな声を出さなければ会話も特に聞かれないわ。」

ルーミア「じゃあ素直に声をかけてみようかな。」

ダグラス「レディ、随分と熱心に本を読んでいるようだが、
     その美しい髪には外の風が似合うのではないですか?」

クイーン「ふむふむ、なーるほどぉ。
     レミリア、よろしく。」

レミリア「やっと出番ね。」

ルーミア「おぉう、やっぱり重要NPCだったね?」

レミリア「そういう感じで声をかけるなら、こうかしらね。」

???「ありがとうございますミスター。
    しかし、私は夕焼けが映る海が見たいのです。
    それこそがこの髪に似合うと思いませんか?」

ルーミア「おっと、なかなか良い返しをされてしまった。
     じゃあ話題を変えるとしようか?」

こいし「・・・ナンパ?」

ルーミア「う、まあダグラスも白髪だろうしその辺もあって興味が・・・見たいな?
     と、とりあえずこう言うよ。」

ダグラス「貴女の様な方がどの様な本を読んでいるのか興味があります、
     教えていただけませんか?」

レミリア「・・・ねえ、ちょっといい?」

クイーン「ん?」

(二人ヒソヒソ話中)

クイーン「ということでえっと。
     《心理学60%【1d???→32
     《目星65%【1d???→47
     ふむふむ。
     レミリア、こんな感じでよろしく。」(メモを渡す)
(メモ内容)「彼 は医者もしくはそれに類する職業だと推測できます。」



※白地で見えなくしてある部分はPC達には非公開の情報です。
 後日作者側が見て状況が把握できる様にメモしているものですので、
 基本的にはスルーで問題ありません。



レミリア「ふむふむ」

???「私の読んでいる本はおそらく貴方の興味を引くものでは無いでしょう、
    ドクター?」

ダグラス「!!
     よく私が医者だとわかりましたね。
     なぜそれがお分かりに?」

レミリア「う・・・。
     な、なんで?」

クイーン「自分で考えたら?
     それがお仕事よ。」

レミリア「う、うーん。」

???「貴方の服からは薬品の匂いがします。
    それに胸元から少し見えているのは聴診器ですね?
    そうなれば医者以外にありえません。」

ダグラス「なるほど、これはうっかりしていました。
     身嗜みには気をつけていたのですがね。」

クイーン「そろそろイベント進めるよー。
     ダグラスは《目星》・・・うーん《聞き耳》でもいいか、
     好きな方で判定してちょうだい。」

ルーミア「素直に《聞き耳》で。
     《聞き耳》75%【1d100→98】失敗
     あれぇ?」

クイーン「なぜ貴方はこういうときに・・・。
     ではダグラスは気づかなかった、
     赤毛の少女の後ろに積まれた本が崩れかかっていることに。
     次の瞬間一番上に乗っていた落下し少女の頭に直撃する。」

ルーミア「うわぁ・・・。」

???「っ〜〜〜〜」

レミリア「涙目で頭抱えることにするわ・・・。」

ルーミア「え、えーっと。」

ダグラス「お、お嬢さん大丈夫かい?」

ルーミア「一応《医学》で怪我してないかみようかな。
     《医学》80%【1d100→11】クリティカル
     お、出目いいね。」

クイーン「なぜ貴方はこう出目がハチャメチャなの。
    (うーん、想定外だったけど、ここで追加イベントするべきかな)
     じゃあダグラスは、あの程度では怪我をする程ではないことが
     はっきりとわかります。」

ルーミア「苦笑いしながら様子を見てるよ。」

クイーン「ん、じゃあ彼女は少し涙目で積み上げていた本を片付け始めます。」

ルーミア「片付けるのを手伝うよ。
     それとついでにその中に面白い本が混ざってないか確認したいかな?」

クイーン「ん、いいよー。
     無事に片付けられたか《図書館》で判定ね。
     成功したら面白そうな本も見つけられたことにするよ。」

ルーミア「よし、今度こそ。
     《図書館》60%【1d100→21】成功
     うんうん、成功してこそ判定だね?」

クイーン「大分サービスしたけどね。
     RP面白かったから万事オッケー。
     ということでダグラスは無事に本を片付けることができました。
     その中で、
     『幻想交響曲に関する覚書:第 五楽章 ワルプルギスの夜』
     という資料が目にとまります。」

ルーミア「ちょっと長くなったし、
     後で読むことにするよ。」

クイーン「はいはい。
     じゃあ赤毛の少女も片付けを手伝ってくれたことに礼を言って図書室から
     出て行きました。
     じゃあ遅くなったけど次はメイリー達ね。」

さとり「ようやくですか。」

こいし「出番だー。」

クイーン「デッキに出た二人はまず昼間の青い空が映る美しい海が視界に入ってきます。
     周囲を見渡すと、様々な人がはしゃいだり椅子に座ってくつろいでいます。
     二人はどうする?」

こいし「とりあえず目一杯海を満喫する。」

さとり「近くの椅子に腰掛けてアンシーのことを気に掛けつつゆっくりしてます。」

クイーン「うんうん。
     じゃあアンシーがデッキの柵から身を乗りださんばかりに海を見ていると、
     一人の少女がぶつかってきます。」

こいし「大丈夫?って声をかけながら助け起こすよ。」

クイーン「アンシーが助け起こそうとすると、
     少女はなにやら泣きべそをかいています。」

こいし「えぇ!!
    アワアワしながらメイリーに助けを求める!!」

さとり「じゃあ、メイリーはその少女をなだめますね。」

クイーン「少し落ち着いたその少女はエヴァ・ベッカーと名乗り、
     船で探検をしているうちに弟とはぐれてしまった事を二人に話します。」

さとり「メイリーは少し面倒くさそうな反応をしますね。」

こいし「アンシーは完全に探しに行く態勢だね。
    うーん、メイリーも一応説得して連れて行こうかな。」

アンシー「メイリーさん、この子一人で探させるのはさすがに可哀想ですよ。
     一緒に探してあげましょ?」

さとり「そう言われては断れませんね。
    渋々ついていきます。」

クイーン「それはいいけど、メイリーって結構面倒くさがり屋さん?」

さとり「厄介ごとが嫌なだけですね。
    事件に突撃するのはアンシーに任せます。」

クイーン「あ、そう。
     じゃあ、うまく弟君を見つけ出せたか判定するんだけど。
     理由付けできていれば希望の判定でいいよ。
     なければ普通に《目星》ね。」

こいし「うーん、アンシーは《目星》初期値だからなぁ。
    エヴァちゃんが通った所をもう一度探すってことで《追跡》じゃダメかな?」

クイーン「ちょっと怪しいけど、まだ重要な判定じゃないしいっか。
     メイリーはどうする?」

さとり「素直に《目星》で振ります。」

クイーン「了解、では判定どうぞ!!」

こいし「《追跡》60%【1d100→66】失敗
     あちゃー。」

さとり「《目星》80%【1d100→58】成功
    順当ですね。」

クイーン「ルーミアみたいに荒れ狂わなくてよかった・・・。
     じゃあメイリーはアンシー達が探し回っている後ろから付いていきながら
     周囲を見回していると、エヴァによく似た少年がベンチで眠りこけている
     ことに気づきます」

さとり「ふむ、そういうことなら」

メイリー「二人とも少し待って。
     そこのベンチの彼、エヴァにそっくりだけど?」

アンシー「え?あ、本当だ!!」

クイーン「うんうん、ノリいいRPは大好き。
     そんな感じで二人が反応してると、
     エヴァがその少年の下に走っていきます、どうやら当たりの様です。
     何やら話した後二人の下に戻ってくると。」

エヴァ「お姉さん達ありがとうございます。」

クイーン「と言って、アンシーの頬にキスをして走り去って行きました。」

さとり「あらあら。」

こいし「ちょっと照れ臭そうにしてるかな。」

クイーン「で、アンシーがちょっと照れてると二人に声をかけてくる人がいます。
     ほい、じゃあフラーン出番だよー。」

フラン「はーい」

ルーミア「おや、ここにも重要NPC?」

クイーン「〜♪」

???「お二人の行動は遠くから拝見させていただきました。
    お優しいのですね。」

フラン「こんな感じでいい?」

クイーン「いい感じいい感じ。
     そうやって話しかけてきたのは、メイド姿のメガネをかけた女性です。
     だいたいメイリーと同じくらいの年に見えるかな。」

こいし「誰だか分かんないけど、素直にお礼を言うよ。」

さとり「メイリーからは一言だけですね」

メイリー「まあこの子はお人好しですからね。」

さとり「と。」

クイーン「うん、じゃあそのメイドさんは少し微笑むと丁寧に御辞儀して立ち去るわね。
     これでこの場面もおしまいっと。」

こいし「次は〜?」

クイーン「もう一回自由行動だね。
     何かしたいことある?
     さっきの八つ以外にもやりたいことがあったら言ってね、
     多少は融通するから。」

こいし「はーい」

ルーミア「じゃあダグラスは自室に戻って例の資料を読もうか?」

こいし「アンシーはもう少し海見てるかな。」

さとり「じゃあメイリーは自室に戻ってゆっくりしてます。」

クイーン「はい了解。
     なんか想定外ばっかりだけど、これもまたTRPGの醍醐味。
     頑張る!!」

ルーミア「あはははは(汗」

クイーン「じゃあまずはダグラスからかな。」

ルーミア「はいよ。」

クイーン「図書室でなんやかんやあった後、
     ダグラスは部屋に戻り気になった資料を読み始めます。
     内容は
     
    《四の月が終わるワルプルギスの夜、彼はサバト に自分を見出す。
     彼の周りには亡霊、魔法使い、 
     あらゆる種類の化け物からなるぞっとするような 一団が集まっている。
     奇怪な音、うめき声、ケタ ケタ笑う声、
     遠くの叫び声に他の叫びが応えるようだ。
     愛する旋律が再び現われる。
     しかしそれは、 かつての気品とつつしみを失っている」
     エクト ル・ベルリオーズ
      『幻想交響曲に関する覚書:第 五楽章 ワルプルギスの夜』

     こんな感じ」

ルーミア「4月繋がりで興味を持ったってところかな?」

ダグラス「ふむ、4月の終わり。
     なかなか縁起の悪い日に船に乗ってしまったかな。」

ルーミア「こんな感じかな?」

クイーン「かなり雑破だけど、これでシーン終わりね。
     次は・・・アンシーかな。」

こいし「はーい」

クイーン「思いがけない探検をしたアンシーはメイリーと別れて
     夕焼けで昼とは異なる美しさをもつ海のみえるデッキにいます。
     何してるの?」

こいし「手すりにもたれ掛かりながら海を眺めてるよ。」

クイーン「ふむ、じゃあアンシーが海を眺めていると、海よりも赤い髪の小柄な少女が
     隣に立ちます。
     レミリアー、もう一回出番。」

レミリア「任せて。」

こいし「図書室にいた子かな?
    赤い髪を興味津々に声をかけるよ。」

アンシー「綺麗な髪だね。
     貴方はどんな家の子なの?」

レミリア「思いっきり子供扱いね。
     ちょっとだけムッとしながら答えるわ。」

???「私は探偵をしてます。
    仕事で知り合った方の紹介でこの船に乗せてもらっているのです。」

こいし「あ、探偵さんなんだ。」

レミリア「ふふん」

アンシー「へぇー、その年で探偵って大変でしょう?」

レミリア「まだ子供扱い・・・。
     カリスマで振っていい?」

クイーン「えー、振るの〜?
     ファンブルするとブレイクするけどいいの?」

レミリア「う・・・。
     そ、そうそうファンブルはしないわよ!!」

《カリスマ(信用)》??%【1d100→42】成功

レミリア「ほら見なさい!!」

クイーン「チェ、つまんなーい
     じゃ、RPでそれっぽくしてねー。」

レミリア「まかせなさい。」

???「探偵の仕事は確かに大変です。
    でも、苦労に見合うだけの出会いがありました・・・。」

クイーン「彼女の誇らしげだけれど、どこか寂しさのある様子にアンシーは
     少し気圧されます。」

こいし「なにか訳ありなの、かな?」

クイーン「そこは秘密」

こいし「うーん、そっか。
    じゃあねえ・・・。」

アンシー「へぇ、私あんまりお店から出ないからお仕事の話聞かせてくれない?」

レミリア「じゃあ色々話そうかしら。
     どんな話をするの?」

クイーン「んー、そのへんは演出にしようかな。
     赤髪の少女はアンシーの一言に少しだけ嬉しそうに仕事の話をします。
     始めての仕事で訪れた荒地の話、
     とある事件の調査で出会った不思議で変な医者の少女の話。
     彼女の話はアンシーにとってとても新鮮だったことでしょう。
     ということで場面を切るね。」

レミこい「「はーい」」

クイーン「じゃ、最後はメイリーだね。」

さとり「はい」

クイーン「思い掛けない探検で疲れたのか部屋に戻ったメイリーは・・・何してるの?」

さとり「そうですね、いつも通り銃のメンテナンスと
    持ち込める範囲で簡単にお店の書類整理を。」

クイーン「了解。
     と言ってもこの状況だとイベントも何もなさそうだし、
     うまく書類整理できたか《経理》で判定してみる?
     失敗しても特にペナルティないけど。」

さとり「ペナルティないのなら振ってみましょうか。」

《経理》60%【1d100→88】失敗

さとり「あ・・・。」

クイーン「はい失敗。
     メイリーは慣れない航海で緊張しているのか、
     書類仕事は捗りませんでした。
     拳銃のメンテも判定する?
     こっちはボーナスもペナルティも付けるけど。」

さとり「幸先がよくないのでやめておきます。」

クイーン「はいはーい。
     じゃあ書類整理と銃のメンテナンスが大体終わった頃、
     サクソフォーンの音が鳴り響きます。」

ルーミア「何の合図だったかな?」

クイーン「食事の合図だよ。
     ダグラスとメイリーは部屋にいるから普通に食堂に向かうことになるね。
     アンシーはどうする?」

こいし「?」

さとり「ちょうど赤髪の子と話してるところでしょう?」

こいし「あ、そっか。
    一緒に食堂に向かおうかな。」

クイーン「ほうほう、なかなか面白い展開に。
     
     食堂に向かう大階段を降りた先は、
     縦横 30 メートルを越える 食堂大広間だった。
     500 以上の席はどこも、
     クリス タルグラスや銀食器できらびやかに輝いている。
      広間の中央では、楽団が変わった音楽を奏でていた。

ルーミア「さすがに豪華客船、大きいね。」

さとり「そうですね、しかし変わった音楽、ですか。」

クイーン「あ、気になる?
     詳しく知りたいなら《知識》か《芸術:音楽》だけど、
     芸術誰も取ってないから《知識》で判定ね。」

さとり「なるほど、早速。」

《知識》70%【1d100→84】失敗

さとり「・・・・・・。」

クイーン「残念でした、聞き覚えのない音楽だなぁと感じたくらいかな。
     とりあえず聞きなれない音楽に戸惑いつつ食堂を見回すと、
     ナインが手招きしている事に気づきます。」

さとり「素直に応じましょう。」

ルーミア「同じく」

こいし「うーん、折角だし赤髪の子も連れて行きたいな。」

クイーン「それなんだけどね、メイリーと一緒に降りてきた少女も
     ナインの姿を認めるとそちらに向かおうとしているわね。」

こいし「あれ?
    ちょ、ちょっとまって。」

アンシー「え、貴方もナインさんの知り合いなんですか?」

レミリア「・・・・・・。」

クイーン「ちょっと、レミリア黙ってないでRPしてよ。」

レミリア「え、あ、そうね!!
     基本的に進行は任せっきりだから忘れてたわ。」

???「あら?貴方も彼のお知り合いでしたか。
    では共に参りましょう。」

レミリア「これでいいかしら?」

クイーン「うん、助かるわ。
     という事でみんながに席に着いところでナインが話し始めます。」

ナイン「もう既に顔合わせしている方も居る様ですが、改めて紹介します。
    こちらはクリスティ・スカーレット、諮問探偵をされており、
    故あって親しくさてもらっています。
    こちらがダグラス・ルイ、旅の医師で私も何度かお世話になりました。
    そしてこちらがメイリー・クレア、
    その筋ではそれなりに有名な私の良き商売相手です。
    最後にあちらがクレア嬢の使用人や付き人の様な事をしているアンシー。」

クイーン「そうやって紹介していると、
     一人のメイドが慣れた手つきで皆に飲み物を配るわ。
     メイリーとアンシーは見覚えがあるわね。」

さとり「ああ、甲板の」

クイーン「そうそう」

メイリー「あら、あなたは先ほどの。」

ナイン「彼女はスカーレット探偵の使用人で」

ドロシー「ドロシーと申します。」

ナイン「彼女の手料理はとても美味しいから、縁があれば頂くといいよ。」

クリスティ「ドロシー、貴女も席に着きなさい。」

ドロシー「はい」

クイーン「といったところで重要キャラの顔合わせとPCの合流ね。
     まあ皆わかってると思うけど、この中に犯人役はいないわ。」

ルーミア「やっぱり?」

クイーン「当然、全員中の人いるんだから。」

フラン「そういう事言うの良くないと思うなー。」

クイーン「まあまあ、味方ははっきりしてたほうが良いって。
     ここから簡単なRPしてもらおうかな。
     何か話題にしたいことある?」

こいし「はいはーい、クリスティ探偵の武勇伝もっと聞きたいでーす。」

さとり「今流れている音楽について聞きたいですね。」

ルーミア「私は特に良いかな。
     医者らしく人間観察と行こうか?」

クイーン「ほうほう。
     クリスティの武勇伝はさっきと同じく演出で簡単にすませるわね。
     クリスティの話は初めはただの世間話程度だったものの、
     次第に語りに熱がこもり、人間の手で起こされた不思議な現象についてや、
     それらをいかに解決したか、そして事件の中で出会った人物との悲しい別れ。
     少し深い話になったところで終わります。」

さとり「さすがに色々とあったのですね。
    若いからといって軽くは見れませんね。」

ルーミア「ふむ・・・。」

クイーン「で、次は今流れている音楽だね。
     これにはナインが答えてくれるよ。」

ナイン「ああ、これはジャズと言ってね。
    この船の運航をしている会社のオーナーがアメリカ文化を親しんで貰おうと
    急遽楽団を呼んだという話だ。」

メイリー「なるほど、それは興味深い。
     私の店でも流してみようかしら。」

さとり「なるほど、そういうことでしたか。」

ルーミア「ふーん。」

クイーン「(うわぁ、ルーミアが色々メモとってるぅ。推理役掻っ攫うつもりかなぁ?)
     で、ダグラスについてだけど。」

ルーミア「お、何か気づくことがあるのかな?」

クイーン「どうだろうね?
     さあ、《目星》と《医学》判定してみようか。」

ルーミア「よしきた。
     《目星》25%【1d100→11】成功
     《医学》80%【1d100→86】失敗
     数少ない取り柄が。」

クイーン「じゃあダグラスは何やらドロシーは常に片腕を庇いながら
     行動しているように見えました。」

ルーミア「ほう?」

ダグラス「ふむ、ドロシーさん。
     先ほどから貴女は片腕を庇っている様に見えますが何かあったのですか?
     私はまあ、それなりに実力ある医者だと自負しています。
     よければ診ましょうか?」

クイーン(へぇ、意外に突っ込んでくるわねぇ。)

フラン「えっと、私が返事して良いの?」

クイーン「うん、良いよ。
     それっぽく返事してくれればフォローするから。」

ドロシー「これは主人の命の結果の傷、名誉であっても枷ではありませんから。
     診察は不要です。」

ルーミア「お、これには不遜気味のダグラスでもぐうの音も出ないね?」

クイーン「ああいうRP良いなぁ、なんて。」

レミリア「それがKPのセリフ?」

フラン「えへへ」

クイーン「こほん。
     そんなこんなで一行が話していると、
     ドロシーが思い出したように話し始めます」

フラン「あの話題だね。」

クイーン「そうそう」

ドロシー「そういえば船内を歩き回っていた際に、
     どこからか生臭い匂いが漂ってきたんです。
     あれは一体なんだったんでしょうか。」

クリスティ「食料庫の扉が開いていたのかもしれないわね。
      魚料理もあることだし、きっと新鮮なものなのよ。」

ルーミア「・・・・・・。
     生臭い、ね。」

クイーン「(おおっと、さすがにわざとらしすぎたわね。怪しまれた。)
     そんな話をしているうちに時は進み、皆食事がひと段落した頃
     3人の男性がやってきます。」

スミシー「はじめまして皆様方。
     この船の船長をさせていただいているスミシーと申します。
     後ろにいますのは一等航海士のモードックと二等航海士のレフトリーです。」

クイーン「後ろの2人は一言二言挨拶しただけですぐにいなくなってしまいます。
     ここでPCの3人は《目星》をどうぞ。」

メイリー 【目星】80% 【1d100→50】成功
アンシー 【目星】25% 【1d100→45】失敗
ダグラス 【目星】25% 【1d100→66】失敗

ルーミア「ま、まあ初期値じゃあね?」

クイーン「では、成功したメイリーは船員達が拳銃を所持していることがわかります。」

さとり「ふむ、メイリーも所持してますし、へぇって思う程度であまり気にしません。」

クイーン「はいはーい。
     で、スミシー船長が話を続けます。」

スミシー「明日の夜は、デッキテラスで盛大な演奏会が開 催されます。
     どうぞ海風を楽しみながらお聴き下さい。
     ひょっとしたら、氷山を遠くに眺める事が できるかもしれません 。」

クイーン「と、それだけ言うと挨拶だけして立ち去っていきます。」

さとり「やっぱり激突するんでしょうか。」

ルーミア「うーん、史実を弄ってあるだろうから、むしろ回避するのが目的?」

こいし「とりあえず戦闘まだかなー?」

クイーン「こいしちゃん自由だなぁ。
     おっと、忘れてた。
     今度はみんなでアイディアロールしてみようか。」

メイリー 【アイディア】75%【1d100→69】成功
アンシー 【アイディア】80%【1d100→41】成功
ダグラス 【アイディア】60%【1d100→67】失敗

ルーミア「女性陣INT高くないかい?」

クイーン「やむなし。
     ということで都合よく女性陣だけ気付きました。
     3人が立ち去った時に何やら強い香水の匂いがしました。」

さとり「男性が香水・・・ない話ではない、ですかね。」

こいし「おしゃれな航海士さんがいるんだね。」

クイーン「ということで何か他にしたいことある?」

こいし「はいはーい、名簿にナインの名前が載ってなかった事について聞いてみたいでーっす。」

クイーン「(おっと、意外に早かった。)
     ではそのように質問すると、ナイン氏はこう返します。」

ナイン「ああ、それは私は乗客としてではなく、船員として乗り込んでいるんだ。
    用心棒とかそんな感じで。」

さとり「ふむ・・・。」

ルーミア「・・・・・・。」

クイーン「他に何かある?」

こいし「特にないかな?」

ルーミア「そうだね?」

クイーン「ではみんなは夕食を終え、少しのティータイムの後各々自室に戻ります。
     何かやりたいことがあれば自己申告で。」

こいし「さあ、部屋で二人きりだよ!!
    これはもうイチャイチャするしかないんじゃないかな!!」

さとり「しません///」

ルーミア「医療道具の整理と確認をしておこうかな?
     寝る前には必ずやる日課みたいな?」

クイーン「オッケー、ダグラス氏は日課通り普段持ち歩いている道具に不備が無いか、
     足りないものは無いかなど綿密に確認します。
     包帯・注射器・メスやちょっとした薬品など、特に異常が無い事を確認すると
     慣れているとはいえ船旅は体力を使う様で、快い疲労感が襲います。」

ルーミア「寝ろと?」

クイーン「徹夜で何かするの?」

ルーミア「それもそうだね?」

クイーン「そこな姉妹もそれでいいかな?」

さとり「そ、そうですね。
    あ、拳銃の残弾だけ確認しておきます。
    なくしてたら大変ですし。」

クイーン「ふむ、どのくらい持ってるのかな?」

さとり「あー、装弾数5発と予備は・・・ただの旅行であまり持って無いですよね。」

クイーン「そうかもね、まあ過剰じゃなければ少しくらい多めでもいいよ?」

さとり「では再装填2回分の10発で合計15発という事で。」

クイーン「ん、特に問題なく数は揃ってるね。」

こいし「んー、アンシー普段武器持ち歩かないからなぁ。」

ルーミア「なんならダグラスが杖を持ってる事にすれば戦えるんじゃ無いかな?」

こいし「おー!!」

クイーン「別にいいけど。
     杖は、警棒と同じ扱いかな。
     さて、他にやる事がなければみんな寝る感じかな?」

一同「はーい」

クイーン「PCの3人が眠りにつくと、夢を見ます。
     あなたは暗く、傾いた甲板に這いつくばっていた。
     海は渦巻き、おぞましい悪臭を放っている。
      そして信じがたいことに、眼前には、
     穢らわしい 巨大なゼリー状の怪物がそびえていた。
     みるみる 海水が押し寄せる。
     なんということだろう!
     怪物を前にして、船は沈みつつあるのだ!
     ・・・その夢は、およそこの文明社会では起きえない内容にもかかわらず、
     恐ろしいほどの現実味を帯びていた。

ルーミア「ついに来たね?」

さとり「SANチェックですね?」

クイーン「いえーす。
     成功1失敗1d4で振ってね。」

ダグラス SAN80【1d100→95】失敗
    【1d4→4】80-4=76
メイリー SAN65【1d100→75】失敗
    【1d4→1】65-1=64
アンシー SAN65【1d100→15】成功
         65+1=64

ルーミア「ギャー!!」

さとり「危ない危ない」

こいし「やったー」

クイーン「ルーミア本当に荒ぶるね。
     ネタ枠目指してる?」

ルーミア「やめて、本当やめて?」

クイーン「何はともあれ、SANチェックに失敗したPCは悲鳴を上げて飛び起きます。」

こいし「じゃあ、アンシーもメイリーの悲鳴でびっくりして起きていい?」

クイーン「んー、まあいいかな。
     でも次の判定は参加不可ね。」

ダグラス「うあ!!
     ・・・今のは。」

0 件のコメント:

コメントを投稿